
評価
★★★★☆
感想
昨年ドラマ化された池井戸潤の小説であり、ラグビーワールドカップの日本開催もあり大変人気となった。個人的には「半沢直樹」しかり、知的で筋の通った主人公が、その地位と権力を振りかざす上司をロジカルになぎ倒していくところが痛快である。
この作品の感想としては、左遷された主人公の君嶋はその先での試練を受け入れ、仲間を作り、本社の役員と対峙していく。彼は、自分自身の出世や欲のために動くのではなく、常に仲間のために献身している点がすばらしい。そして、来年度廃部の危機にある苦しい場面も。仲間に対しても嘘偽ることなく本音で訴えたことにより信頼を勝ち取った。自分の業務においても自分自身のために動いてはだめだと思った。何かを成し遂げたければ、相手の立場になってこちらの意見が通るような信頼関係を構築する必要がある。自らが逃げたり自分の利益だけを考える者は、仲間は信頼してくれず、必ず勝者にはなれない。それを胸に受け止めて君嶋のようなサラリーマンを目指したい
