
評価
★☆☆☆☆
感想
この本の本質は、APIに関して利用側と提供側の両方の特徴を説明し、今や250兆円規模のAPIエコノミーを説明している点であると考える。
これまでの企業は、商品やサービスを自前で開発・維持してきた。大企業ならまだしもそこには莫大なコストと手間が必要となる。それが他社のAPIを利用することができることで、低コスト・低リスクでの商品サービスの開発が可能となる。ウーバーのGoogleマップの利用、3DプリンターやAmazon echoを使ったスマートスピーカーの開発など、一から自前で作るのではなく、既存の他社の技術の組み合わせである。新しいビジネスとは、2つ以上のアイデアの組み合わせで過ぎないのである。
一方、APIを公開する方もより多くの企業に自社の強みを活用してもらえるため、知名度アップやシェアの占有でもメリットがある。
上記の要約を踏まえ、私が思うことは、これからは1から10まで自前で商品やシステムを開発することは少ない。他人のいいとこ取りにより、自分たちに一番適したソリューションを作り上げることが重要になってくる。いかにいいものを気付けるかである。そのためには常日頃から新しい技術(API)に敏感になっておく必要があると、改めて感じた。そして、もしAPIの利用側ではなく、提供側になったとしたら、何が一番市場に響くかをサーチすることが重要になるので、世間のニュースやイベントにも敏感になる必要がある。
